買い物狂いの忘備録

40代の物欲にまみれたオッサンの忘備録です。ミリオタ、ガンオタ、あと洋服の事など忘備録的に書いてます。

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Navy SEALs Weapons

前回予告した通り、好評の翻訳シリーズやります!
今回はSEALsがベトナム戦争で使った武器という事で、Navy SEALs Weapons(ただしベトナム戦争限定)というお話をやります。

1962年、SEALチーム2の隊長はチーム員を装備させるために、サープラスショップとガンショップから38口径のリボルバーとカモフラージュ服を購入しました。
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ベルトやサスペンダーなどの装備も、警察に供給しているものを整えました。
武器は軍の放出品店からM3A1グリースガンを購入し、海軍兵器工廠からSEALに支給されました。
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しかしグリースガンはSEALの任務には重すぎ、さらに高い火力を有する武器が必要であるとされました。
*45ACP弾を使用するグリースガンはマガジンがかさばり重く、大量に弾薬を携行できない。あと発射速度が遅いなどの欠点があった。

後日SEALチームの隊長はカリフォルニア州のアーマーライト社を呼び、ODのストックを取り付けられた136丁のAR-15突撃銃が納品され、SEALチーム1とSEALチーム2に導入されました。これらの武器に海軍はファイヤーセレクターを取り付けました。

*AR-15(M-16)は1959年に軍のテストが開始されたばかりでした。軍が正式に採用する前からSEALはM-16を使用しておりました

同じ時期、SEALはスミス&ウエッソン社から357マグナム弾を使用できるM19リボルバーを導入しようとします。しかしM19はあまりにも高価だったのと、38スペシャル弾と357マグナム弾の威力の差があまりみられなかったので、.38口径のリボルバーが導入されました。

1966年、SEALがベトナムに部隊を派遣し始めた時、M16突撃銃(XM-16)、単発発射のM-79グレネードランチャー、M3短機関銃を装備して派遣されました。
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XM-16E1
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M79グレネードランチャー

ハンドガンは45口径のM1911A1か9mm口径のスミス&ウエッソン社のM39が支給されました。
ダウンロード (2)
S&W M39

小隊レベルでは7.62mmM60機関銃が支給され、沼地と泥の中で初めて使われました。しかしM60の重さと頻繁に起こる給弾不良にSEALメンバーからは苦情が続出しました。
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*以前エントリーでも取り上げましたが、M60の重さと大きさ、故障が多いなどの欠点は前線の兵士たちからもよく指摘されておりました。
ですが7.62mm弾の大火力は非常に魅力的であり、SEAL隊員はバイポッドなどのパーツを外したりショートバレル化などの軽量化をしたりとさまざまな工夫をして運用しました。

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旧式のM3短機関銃の代わりとして、SEALはカールグスタフ9mmM45短機関銃をスウェーデンに注文しました。
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信頼性が高く性能の良い短機関銃でしたがスペアパーツの入手が困難でした。なので1968年6月、スミス&ウエッソン社9mm短機関銃M76を導入、弾倉に36発を弾薬を装填できるこの短機関銃はMark24 Mod0と名付けられ海軍に納品されました。
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*M76 ”Mark24 Mod0”で武装するSEAL隊員。

1967年、M16の銃身の下に取り付ける事ができるXM148グレネードランチャーが導入されると、すぐにSEAL隊員はM-79グレネードランチャーからこちらを使いはじめました。そしてその年のうちに、さまざまな兵器にXM148グレネードランチャーが取り付けられました。


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XM-148グレネードランチャー
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M16ライフルに取り付けられたXM-148

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*実際にはXM177などのショートカービンにXM148を取り付ける事はできなかったのだが、旋盤や大型の工作機械などの設備を持つ海軍の兵器工廠には加工は容易なものだったと思われる。

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番外編になりますが、オーストラリアSASの特殊兵器。もう完全に力技でXM-148を取り付けてます('A`)


SEALチーム2は、消音器を付けたM3グリースガンとCAR-15(M16を短くしたカービン銃)を導入しました。CAR-15にはAN/PVS-1ナイトスコープが取り付けられ、暗闇での戦闘に革命を起こしました。

*一度お払い箱になったM3グリースガンですが、消音効果の高さで再び評価されました。45ACP弾は初速が亜音速の為消音器と相性が良く、SEALだけでなくSOGでも使われております。
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こちらのM3は、AMF社で製作された消音器付きM3。数百丁が製作され、特殊作戦で使用されたと言われている。

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PVS-1は第一世代のスターライトスコープとして登場し、月や、星、夜光などの存在する周囲光を増強する技術を搭載したナイトビジョンスコープとなります。

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ただしAN/PVS-1を30分間連続して使用していると、使用者がアイピースから目を離した時に自分の目の中に緑色のリングが見えていました。
*PVS-1スコープをのぞくと画像は緑一色で写されており、ここに書かれているように30分以上連続して使用すると緑色の世界しか見えなくなるというとても体に悪い仕様となっておりました(笑)


その同じ年、レミントンM7188オートマチック.12番ゲージショットガンがテスト導入されました。M7188にはセミフル切り替えのセレクターが付いており、1秒間に8発の散弾を発射する事ができました。
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このM7188は長年使われてきたM870ショットガンと、8連発になるようにチューブが延長されたM1937イサカショットガンからとって代わるようでした。
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M1937
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M870

ですがM7188は圧倒的な火力であるにもかかわらず、泥や汚れに弱く作動不良を起こしやすい欠点を持ち、結局採用されませんでした。
*フルオートショットガンの先駆けとして登場したM7188ですが、フルオート発射時の操作性の悪さも指摘されました。
後に、さまざまな特殊兵器が開発されベトナム戦争に投入されます。実際に使われたかどうかは分かりませんが...

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写真上は、チルダース製作のフルオートショットガン。下はボックスマガジン付きのM870。

ポンプアクションの散弾銃はオールラウンドの優れた武器として使われ、さまざまな種類の弾薬が使われました。
XM-162 00弾を9発装填している
XM-257 4号散弾を27発装填している
市販のバックショット弾
薬きょう内に加工を施した消音(減音)弾
Flechettes (金属製の小型の矢)を装填した特殊弾薬
などが任務により使われました。

*散弾銃の強みとして、さまざまな種類の弾薬を無改造で使えるという強みがあります。自動装てんの散弾銃だと装弾不良を起こしやすい恐れがありますので、そこでM1937イサカなどのポンプアクション散弾銃が好まれたと考えます。
ここで消音弾の話が出てきましたので、補足です。

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金属製の薬きょう内にピストンが内臓され、薬きょう内で装薬が爆発しピストンを前進させ弾薬を発射します。
ピストンは薬きょう内で停止するので、散弾銃の爆発的な轟音が銃口から響かないという仕組みになります。
SEALからの要請で作られたとありますが、ベトナム戦争においてベトコンが潜むトンネルを捜索するトンネルラットの面々が使用したとの伝聞情報もあります(ソース無)
ただ一発のコストが高いのと、装弾不良を起こしやすい欠点があったのでベトナム戦争以降製造されることはありませんでした。


To be continued
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